Title | [週刊京郷] 「紛争とポピュルリズムに対抗した民間レベルの対話と協力が必要」(インタビュー) | |||
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Date | 2017-03-02 | Hit | 5202 | |
File | 20170209162842_608.jpg [107kb] |
[週刊京郷] 「紛争とポピュリズムに対抗した民間レベルの対話と協力が 必要」
ㆍ トーマス・ウォルシュ天宙平和連合(UPF)世界会長インタビュー 世界平和統一家庭連合(家庭連合)は、毎年2月前後の主要な行事を開催する。家庭連合信徒 たちは、文鮮明・韓鶴子総裁の誕生日(文鮮明総裁は1920年、韓鶴子総裁は1943年の旧暦1月 6日、御二人の誕生日は同じである)を起点に実質的な一年が始まることを認識する。この日を 前後に複数の記念行事を開催する。今年も世界平和国会議員連合(IAPP・以下IAPP)の韓国創 立式と世界総会、第2回鮮鶴平和賞、天宙平和連合(UPF)2017年のワールドサミットなどの 行事がソウルで開かれた。行事を主催したトーマス・ウォルシュ天宙平和連合会長を2月1日、 会場である蚕室ロッテワールドホテルで会った。
世界平和国会議員連合(IAPP)の行事について伺います。昨年から大陸別行事をはじめ、韓国 で創立総会を開く、この成果を簡単に言及するなら? 「IAPPはUPF主導で作られた団体だ。国連経済理事会協力地位団体であるUPFは、過去10年の 間に、宗教指導者、学者、青少年と一緒に国会議員らも参加して活動してきた。その中で重要な のが、平和大使の活動であった。昨年1月に韓鶴子総裁が国会議員の積極的な平和活動が必要だ と訴えて約120人が韓国の国会議員会館に集まって大会を開いた。その後、過去1年間、アジア 、オセアニア、中南米、北米大陸を回りながら、ネットワークとブランドを作った。活動内容 は、クリティカルな問題、例えば、気候変動や過激派、難民問題などについて対話と議論の場を 作ることだ。」
全世界的にどれくらいの国会議員が参加しているのか。
「各大陸別開かれた行事に参加した議員らは、約1200人である。今回、韓国で開かれた行事に 参加した前・現職国会議員は404人で、そのうちの374人が現職国会議員だ。」
言われたように、他の民族的・人種的な利害関係、宗教的信念を持つ人々の間の対話は重要だ。 しかし、会話のみに意味を置いてはいないと思える。例えば対話を通じて共同行動や合意を導き 出すような成果があるのか。
「もちろん、前述した気候変動、過激派問題、難民問題をすべて解決したということはできない 。しかし、対話を通じて解決する道に入ったと言うことはできる。私たちは、政治的な立場の違 いを超えた対話の重要性を確認した。それ自体が非常に生産的だったと判断する。」
例えばどんなことですか。
「今回、ソウルで開催された行事にイスラエル国会副議長であるヒルリク・バー(Hilik Bar)が 主な講演者として参加する。今回だけでなく、大陸別の機会に、彼はイスラエルとパレスチナの 紛争について、議会次元で‘二国の共存解決方法’の議論を主導してきた人物である。二つ目の例 としては、今回のソウル総会に先立ち、昨年12月にキプロスで開かれたシリア難民問題を置い て行われた討論である。大きく見て、中東和平というテーマで討議をし、実際に世界平和に貢献 する方向に進んでいる。」
‘一つの領土の下に2つの国が共存する’という方式だが、現在までに実現されたことがない理想 的なモデルではないですか。それに、状況はさらに悪化している。アメリカ大統領のドナルド・ トランプは、メキシコ国境に壁を立てる問題に関し、イスラエルの分離壁をテロリズムを根絶す る理想的モデルであると言及した。パレスチナ人を追い出し、集落を立てるイスラエル側の動き も加速している。
「もちろん、大きな問題を一つの団体が解決することはできません。団体と団体が会って着々と 教育と相互理解を通して解決しなければならない。分断の象徴であるDMZを平和の象徴として 変えようとする韓国の事例からとっても教訓を得ることができると考えている。国境を保つこと は悪いことではなく、潜在的な脅威を防ぐためのものである。トランプは、米国南部の国境、主 権を守ることは尊重する。中国やドイツ、ポーランドもあるそうである。国境を守らないように すれば非現実的である。しかし、積極的に障壁を作ることは良くないというのが私の考えである 。」
あなたが会長を務めているUPFは宗教を超えて‘超宗教間の対話’を志向することを知っている。
「誕生日関係の行事は、御二方の誕生日を祝うのではなく、その方の世界平和のための人生と遺 産にお祝いする意味もある。私たちとしては、毎年この時、このような行事を開くのが伝統にな っている。誕生日にパーティーを開いて酒を飲んで踊るよりも世界平和のために集まって会話し 、議論する場を作ることが、より重要なの誕生日ではないかと思う。参加者が生誕行事に行くこ とはオプションである。自分も他の宗教、イスラム教や仏教、ヒンドゥー教、ユダヤ教の宗教行 事に参加することを好む。他の宗教を学ぶことは、平和のためにも重要であると考えている。こ れは、他の国の文化を学ぶことと比較することができる。他の宗教を信じている人を改宗させた り、入信させることを目的としない。様々な宗教間の対立ではなく、脅威をなくすことが重要で あり、神学的な立場でも、新しい信仰を知ることは重要であると考える..... [詳しい記事を韓
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