[日刊スポーツ] 

世一旅行社「クルーズ旅行で競争力強化」

世一旅行社は‛顧客感動、顧客満足、顧客幸福’をモットーに‛ために生きる’という社訓の下、1985年初めに

設立された総合旅行会社である。韓国が海外旅行を自由に行き来できるようになる時期より3年も前に設立

され、一足先に韓国内外の旅行市場を開拓してきた。

世一旅行社は、創業後5年でインバウンド（国内旅行業）、アウトバウンド（海外旅行業）統合1〜3位を席

巻して成長したと発表した。数十年間、海外のパッケージツアー、企業団体旅行、学生の就学旅行、新婚

旅行、個人旅行だけではなく、30台以上の最新式の貸切バスを保有し、韓国内の団体旅行や企業の通勤サ

ービスを専門的に提供してきた。

1990年代後半に吹き荒れたIMFの影響で、旅行業界も多大な打撃を受け世一旅行社も売り上げが半分以下

に落ち込む試練を味わった。また経歴者を多く手放さなければならなかったため人材確保に困難を経験し

たが、未だインバウンド、アウトバウンド、国内一般旅行、バスのレンタルなど旅行業全般を扱う総合旅

行代理店を維持している。

特にインバウンド部門は、業界10位圏に入り、アウトバウンド部分は100位圏、バス事業はランキング10

位以内に入っている。また、世一旅行社は、今年アウトバウンド60位、2020年には50位圏のランクインを

目標に努力していると強調した。

世一旅行社は‛ために生きる’という独特の社訓を持っている。この点をベースにホームページのリニューア

ル、顧客管理システムの改善、旅行商品の多様化、5年ごとに新しいバスへの交換など、お客様の利便性を

高め、様々な顧客の好みを満たすために積極的な投資と努力をしていると説明した。実際サムソン、ハン

ファ、新韓グループなどの大企業から通勤チャーターバスとして世一旅行社のバスを好むという。

この夏のシーズンを起点にクルーズ旅行を発表しながら、企業競争力を育てているという世一旅行社はパ

ッケージ旅行、自由旅行、最安値のホテルを提供して格安航空チケットの供給、安全な修学旅行、品格の

ある貸切バス運営などを提供していると明らかにした。

ハン・インギ社長は「世一旅行社は、長い歴史を持つ旅行会社として知られています。それにふさわしく

顧客サービスに万全を期しています」と強調した。彼は末端社員から出発して社長まで上がった人物で世

一旅行会社創立の翌年である1986年に入社し、32年間会社を守っている。会社が難しい時には荷を軽減す

るために自主的に退社したが、すぐに会社に再び呼び出され、3年前に代表となった。

一方、南北平和定着の時代を控えた今、世一旅行社は、朝鮮半島の美しい自然を世界に知らせるという新

たな目標に挑戦すると発表した。

インバウンドの強者らしくDMZなどをテーマに商品開発に取り組んでいるハン社長は、世一旅行社が‛平

和の旅のアイコン’として注目されるための歩みを準備中であると強調した.... [詳しい記事を韓国語で

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