Title | 第3回北東アジアの安全保障と南北統一のための米国ワシントン国際セミナー | |||
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Date | 2013-10-02 | Hit | 5820 | |
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去る9月26日(木)午後6時30分から米国ワシントンThe University Clubの大講堂でワシントン·タイムズ財団(The WashingtonTimes Foundation)と天宙平和連合(Universal Peace Federation)主催の"北東アジアの安全保障と南北統一のための米国ワシントン国際セミナー"が東京とソウルに続いて第3回目となります。
今回の国際セミナーには、ヤン・チャンシクワシントン・タイムズ財団理事長、朱東文前ワシントン・タイムズ社長、クリストファー・ヒル元米国務省東アジア太平洋次官補、ジョゼフ・デトラニ元米国家情報局(DNI)非拡散センター所長、トム・マックドビトワシントン・タイムズ会長、アレクサンドル・マンスロプグレートフォールズソリューション最高経営責任者(CEO)、磯村じゅんハドソン研究所上級研究員と日本の現役議員4人、150人余りの韓国、米国、日本、ロシアなどの政界、官界、言論界、学界、宗教界の主要人物が大挙参加して盛況裏に行われました。
3時間もの間、行われたこの日のセミナーでは、朝鮮半島の平和定着方案をめぐり熱い議論が繰り広げられた。金正恩国防委員会第1委員長が率いる北朝鮮が改革・開放の道に出てくると信じ、希望を決して捨てず、北朝鮮との対話と協力を積極的に模索することに合意がなされました。
この日、ヤン・チャンシク理事長は、 「ワシントン·タイムズ財団設立者である文鮮明総裁は韓国戦争の終 息と祖国統一のために一生を捧げた。その旨を継いで東北アジアの平和のための国際セミナーを開催する ことになった。 」と歓迎のあいさつをしました。 フ元大統領のような指導者になることを期待すると明らかにしました。ヤン理事長は「金第1書記がまだ三十歳でしかなく、彼の前にはまだ多くの日々が残っている」としながら「彼はゴルバチョフのように、北朝鮮の変化の主体となって、究極的な南北統一の道を開拓することに貢献することを期待するだけの価値 がある」と強調しました。彼は「ワシントン・タイムズ財団と天宙平和連合が推進している北東アジアの平 和イニシアチブは、 190カ国以上の国で政治家と国家指導級人士が参加し、蓄積された知恵と経験をもと に、北東アジア地域の恒久的な平和と安全をもたらすことができるロードマップを作成するのに一助する でしょう」と語りました。
最初の講演者のクリストファー・ヒル(Christopher Hill)前次官補は、「北東アジアは今、電子製品だけで なく、平和を輸出する地域になければならない」としながら「いつどうなるかは予想がつかないが、今か ら朝鮮半島の統一の日が来る時に備えなければならない」と言いました。彼は「北朝鮮には対話、人道的 な支援、信頼の構築、ミサイル防衛網の構築、制裁などすべての手段を動員する必要がある」と強調しま した。彼はジョージW.ブッシュ大統領の2期目の任期の時である2007年にヨンビョン核施設を停止させる こととなった北核6者会談の米国代表団を率い、外交職のキャリアとしては、2004年から2005年まで大韓 民国で、2009年から2010年まではイラクで米国大使を務めました。現在、デンバー大学(University of Denver)国際学科のジョセフコーベル学校(Josef Korbel School)の学部長です。
二番目の講演者であるジョゼフ・デトラニ( Joseph DeTrani )大使は、米国国家情報局上級顧問であり、 元National Counter Proliferation Center ( NCPC )局長として、 2003年から2006年には、北朝鮮との 協議のために特別使節団として活動し、 2006年から2010年に北朝鮮派遣団長( Director of National Intelligence ( DNI )を務めていた対北朝鮮専門家として「北朝鮮には疲労症候群があるが、これは20年 以上続いたもの」とし、北朝鮮と対話を通じた問題解決の希望を決して捨ててはならないと力説しまし た。彼は「北朝鮮が最近、開城工業団地の再稼働に合意するなど、韓国に手を差し出していて、条件なく 6者会談に復帰するという立場を明らかにしたのは、肯定的な動きである」と言いました。彼は特に「開城 工業団地の再活性化の合意は、朴槿恵大統領の朝鮮半島信頼プロセスが作動した結果だと見なければなら ない」と述べ、「北朝鮮との関係正常化を目指して着実に前進しなければならない」と主張しました。
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