2015 統一グループ希望Dream給料端金支援事業として、レバノンに居住しているシリア難民の子供たちへ

の初等教育支援事業が選ばれ、2015年3月からレバノンに学校の建物として使われるテントが2棟を建てら

れました。幼稚部、小学部に分けて先生を採用し、カリキュラムを計画した後、5月11日の開校式を基点に

本格的な教育が始まりました。

正式な学校の建物ではなく、テントで建てられた臨時学校であるため、狭く劣悪な環境ではありますが、

子どもたちは集中して授業に臨み、一生懸命に勉強しています。朝8時から授業が始まり、キャンプマネー

ジャーの積極的な協力で休む学生もいなく、全員出席して勉強に邁進しているとのことです。

レバノンは40度を超える暑さが続いているため、蒸し暑いテントの中で、暑さが勉強の妨げにならないよ

うに扇風機2台を設置しました。子供たちが勉強により集中できる環境を作っていけるように今後も努力し

ていきます。

6月11日（土）（現地時間）には、大学生約20人が12時から難民キャンプの暑い天気にもかかわらず、一

生懸命に勉学に励んでいる学生たちのためにバーベキューを準備し、文化公演を披露してくれました。困難

な時期と環境ではあるけれど、夢を失わずに勉強に邁進していこうという趣旨で行われました。

みんなで楽しく踊りながら、共に笑う貴重な時間となりました。